「極秘扱い」にされた2件の重大事故の話 - 事務局
2024/02/18 (Sun) 10:11:53
1976年(昭和51年)北工場の半導体製造部のクリーンルーム内で「東洋電具製作所」の命運を左右する重大労災事故が発生した。しかし、この事は社外は勿論、社内でも「極秘」とされ、後に会社を二分する大混乱の契機となった。もし、この重大事故が「労災」として公になっていれば、佐藤社長は勿論のこと、多くの幹部社員が刑事責任を免れなかったと思う。
結果論では有るが、この2件の労災事故を揉み消すために「ローム株式会社」が誕生した。勿論、この事は現在の「ローム株式会社」の経営幹部も社員も知らない。しかし「東洋電具製作所」が「ローム株式会社」に社名を変更しなければならなかった真相を知るべきだと考える。